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訃報は突然やってくるものです。
いざというときに備えて、準備しておきたい「喪服」。
でも、喪服って、実は3つの格式があるんです。
喪服の格式なんて知らなかった・・・
それぞれの喪服に、特徴や着ていく場面が変わってきます。
喪服のマナーを知らずにいると、恥ずかしい思いをするかもしれません。
女性として、正しい知識とマナーを備えておきたいですよね。
そこで今回は、正喪服・準喪服・略喪服の違いについて、女性が知っておくべき3つの格式と、それぞれの喪服の特徴や着ていく場面についてご紹介していきたいと思います。
正喪服・準喪服・略喪服の違いとは?女性が知っておくべき3つの格式
喪服を着る場面って、お通夜や葬儀、法事などあげると結構あるもの。
突然の訃報に備えて、1着は喪服を準備している人も多いのではないでしょうか?
でも、意外と知られていませんが、喪服には3つの格式があるんです。
正喪服・準喪服・略喪服の違いとは?
喪服には、3つの格式があります。
その3つの格式というのが、
- 正喪服
- 準喪服
- 略喪服
というものです。
いずれも喪服には変わりありませんが、その違いは格式。
最も格式が高いのは、正喪服。
その次には、準喪服。
そして一番格式が低いのが、略喪服です。
正喪服と準喪服には洋装と和装の2種類があり、略喪服は洋装のみ。
和装は正喪服と準喪服で違いがありますが、洋装に関しては近年大きな違いはなくなっているとも言われています。
女性が知っておくべき3つの格式
喪服には、正喪服と準喪服、略喪服の3つの格式があります。
正喪服は、主に喪主となる人が身につけます。
喪主は、一番格式が高いと考えられているんですね。
三親等までの遺族も、正喪服を着ることが多いです。
そして準喪服は、遺族や喪主以外の人が身に着けるのが一般的。
正喪服は一番格式が高い喪服なので、弔問者が正喪服を着ることはマナー違反。
遺族に対して失礼にあたるので、注意が必要です。
そして、略喪服はお通夜や弔問に着る一番格式が低い喪服です。
女性の正喪服とは|特徴や着ていく場面
最も格式が高いと言われている、正喪服。
女性の正喪服とは、どんなものなのでしょうか?
女性の正喪服とは
女性の正喪服は、先ほどもご紹介した通り最も格式が高い喪服。
正喪服には、洋装と和装があります。
和装は、染め抜きの黒無地に5つの紋付着物。
洋装は、黒のワンピーススーツやアンサンブルタイプのスーツ。
いわゆる、ブラックフォーマルといった衣装です。
正喪服の特徴や着ていく場面
正喪服の特徴としては、格式が高いだけあって上質なものが多いです。
洋装では準喪服と大きな違いはありませんが、質がシルクのような高級感のあるものが正喪服として着用されています。
飾り気や光沢感のないもので、おしゃれ感はないですね。
正喪服を着ていく場面は、お通夜や葬儀、三回忌までの法事で着用します。
女性の準喪服とは|特徴や着ていく場面
正喪服の次に格式が高いのが、準喪服。
女性の準喪服とは、どんなものなのでしょうか?
女性の準喪服とは
女性の準喪服は、正喪服の次に格式が高いもの。
遺族や親族、弔問客と幅広い人たちがこの準喪服を着用します。
なので一般的に喪服と言ったら、準喪服をイメージしておいた方がいいかもしれません。
準喪服にも正喪服と同様に、洋装と和装があります。
和装は、寒色系の1つ紋、3つ紋付き着物。
洋装は、黒のワンピースやアンサンブル、黒スーツなど。
準喪服の洋装も、ブラックフォーマルと言われるものが一般的。
準喪服の特徴や着ていく場面
準喪服の特徴としては、正喪服と似ているということ。
和装にははっきりとした違いがあるものの、洋装では見た目に大きな違いはありません。
正喪服と比べて、準喪服の方が格式が低いだけあって素材にこだわりがありません。
ちょっとしたレースやリボンのような装飾がついたものでも、準喪服ならOKです。
光沢感はありませんが、正喪服に比べるとおしゃれな感じはあります。
準喪服は遺族を始め、親族や弔問者と幅広い人たちが着用できるのも特徴。
あまり形式ばらないところでは、喪主も準喪服であることも。
準喪服を着ていく場面は、お通夜や葬儀、法事など幅広い弔事で着用することができます。
女性の略喪服とは|特徴や着ていく場面
喪服の中でも、最も格式が低いのが略喪服。
女性の略喪服とは、どんなものなのでしょうか?
女性の略喪服とは
女性の略喪服は、最も格式が低いもの。
「平服」ともいわれていて、普段着に一番近いものだという解釈です。
略喪服は、洋装だけ。
黒のワンピースやアンサンブルなどはもちろん、黒じゃなくても濃紺やグレーといった暗めの色なら大丈夫であるとされています。
略喪服の特徴や着ていく場面
略喪服の特徴としては、黒に限らなくてもいいということ。
地味な色であれば、濃紺やグレーでもOKです。
略喪服を着ていく場面は、お通夜や弔問など。
お通夜は亡くなってすぐに行われることが多く、準喪服で行くと「死期を予期していた」と考えられていました。
急な知らせに準備ができなかったという意味合いも込めて、お通夜では略喪服を着ていくのがいいとされています。
【まとめ】正喪服・準喪服・略喪服の違いとは?女性が知っておくべき3つの格式
正喪服・準喪服・略喪服の違いについて、女性が知っておくべき3つの格式と、それぞれの喪服の特徴や着ていく場面についてご説明してきました。
- 正喪服
- 準喪服
- 略喪服
喪服には、上記の3つの格式があります。
一般的に喪服と言われているのは、準喪服だと考えておけばいいでしょう。
喪服のマナーを知っておくことで、いざというとき役に立つこと間違いなしです!